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●高卒認定コース　●高卒認定とは？

Q1…合格するには何を勉強したらいいの？

A1…合格するために必要な科目数と科目は下記の表のようになっています。

教科	受験科目
国語	国語
地理歴史	世界史
	日本史	いずれか1科目を受験
	地理
公民	現代社会	現代社会1科目又は倫理及び 政治・経済の2科目を受験
	倫理及び政治・経済
数学	数学�T
理科	理科総合	いずれか2科目を受験
	物理�T
	科学�T
	生物�T
	地学�T
外国語	英語
受験しなければならない科目数		8科目または9科目

Q2…合格するとどんな利点があるの？

A2…大学・短大・専門学校の受験資格以外にもさまざまな資格試験が受験できます。
　詳しくは下記の表を参照してください。

■高卒認定合格と同時に受験資格が得られる資格

	資格名	年齢等の制限や条件
1	気象大学校学生	21歳未満
2	国立国会図書館職員�V種	17歳以上，23歳未満
3	衆議院速記者	20歳未満・日本国籍
4	参議院速記者	20歳未満・日本国籍
5	高校教員資格認定試験（除看護）	22歳以上
6	小学校教員資格認定試験	20歳以上
7	東京消防庁消防官	18歳以上,30歳未満・日本国籍
8	東京消防庁女性消防官	18歳以上,30歳未満・日本国籍
9	海上保安大学校学生	20歳未満・日本国籍
10	海上保安学校学生	23歳未満・日本国籍
11	防衛大学校学生	18歳以上,21歳未満・日本国籍
12	防衛医科大学校学生	18歳以上,21歳未満・日本国籍
13	自衛隊航空学校	18歳以上,21歳未満・日本国籍
14	陸上自衛隊看護学生	18歳以上,24歳未満・日本国籍
15	航空保安大学校学生	20歳未満・日本国籍
16	職業能力開発総合大学校生	なし

■高卒認定合格後、実務経験によって受験資格の得られる資格

	資格名	年齢等の制限や条件
1	特殊教育教員資格認定試験	経験内容によって異なる
2	衛生管理者	3年以上の労働衛生の実務経験
3	宝石研磨士1級	12年以上の実務経験
4	宝石研磨士2級	3年以上の実務経験
5	2級土木施工管理技師	4年6ヶ月以上の実務経験
6	2級管工事施工管理技師	4年6ヶ月以上の実務経験
7	2級造園施工管理技師	4年6ヶ月以上の実務経験

*年齢制限などは、年度により改変になることもあるので受験前に要確認。

Q3…高卒認定の試験は難しい？

A3…試験方法は、全科目がマークシート方式です。また、高卒認定の問題は基礎学力を問うための試験ですからきちんと的を絞って勉強していれば決して難しいものではありません。

Q4…何点取れば合格？合格できる人数は決まっているの？

A4…合格点数は公表されていませんが、近年の大検では約4〜5割の得点率で合格しています。また、高卒認定は落とすための試験ではありませんので、もちろん定員はありません。

Q5…試験は1回でパスしなければならないの？

A5…1回の試験で受験科目のすべてをクリアできなくても大丈夫です。高卒認定には「科目合格」といって、一度受かった科目は次回以降受けなくてもいいシステムがありますので、一つ一つ科目をクリアしていけばやがて高卒認定に合格できるようになっています。あせらず、ペースをしっかりつかみながら勉強していけば大丈夫です。

Q6…試験のスケジュールはどうなっているの？

A6…高卒認定の試験は毎年2回、8月と11月に行われます。ただし、受験願書の配布ならびに出願は第1回目が4月から、第2回目が8月からはじまっていますので、早めの準備が必要です。また、試験会場は、各都道府県で1箇所の試験会場が設けられていますので、その中から自分の都合に合わせて、自由に試験会場を選ぶことができます。ちなみに当地に近いところでは青森市や盛岡市での受験が可能です。

■高卒認定試験スケジュール

4月	●受験案内配布（4月下旬）
5月	●第1回高卒認定出願（5月中旬〜下旬）
6月
7月
8月	●第1回高卒認定本試験（8月上旬） ●受験案内配布（8月下旬）
9月	●高卒認定全科目合格発表（9月中旬） ●一部科目合格発表（9月中旬） ●第2回高卒認定出願（9月中旬〜下旬）
10月
11月	●第2回高卒認定本試験（11月中旬）
12月	●高卒認定全科目合格発表（12月下旬） ●一部科目合格発表（12月下旬）
1月	●大学入試センター試験（1月中旬）
2月	●大学入試
3月

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